①超音波ガイド下注射をしています。体内と針先を両方、超音波で見ながら注射しています。
注射が痛くないように
②細い針を使っています。通常は径0.6mmの針を使う事が多いようですが、当院ではなるべく径0.4mmを使っています。径0.3mmまで用意しています。針が細い方が、痛みが少ない印象をもっています。
③細い注射器(シリンジ)を使っています。なるべく容積1mlの注射器を使うようにしています。注射器が細い方が、パスカルの原理で注射時の圧力が低くなり、注射が痛くない印象を持っています。かつ、デッドスペースの少ない「ローデッドタイプ」の注射器を使っています。(以下の色違いを使っています。)
https://www.nipro.co.jp/ja/medicalstaff/new_products/201407_syringe/document/140714.pdf
④皮膚表面の麻酔剤である、ペンレステープを用意しています。希望の方にはこれを貼ってから注射しています。貼ってから効くまでに1時間以上かかるのが玉にきずです。
より安全に注射するために
⑤注射は全て医師(檜木)がつめています。WHOの基準に従って両手を消毒し、厳重な清潔操作の元、針を注射器につけています。
⑥薬液はできるだけディスポーザブル品を使っています。患者さんに注射するまでの手数を減らし、感染のリスクを減らすためです。注射の9割以上がディスポ品です。
⑦注射を作り置きしない。パッケージから出して、即注射するようにしています。感染のリスクを減らすためです。注射の用意をしているときは、檜木はしゃべれませんのでご理解ください。