針に対する考え(細い針を使っています)
2015年10月12日
径が細い針をつかうことで、注射時の痛みが少なくなると考えています。
普通は径0.6-0.7mmを使うことが多いようです。
当院では径0.4-0.5mmを頻用しています。
径0.3mmまで用意しています。表面積は径の2乗に比例しますから、0.7mmと比べると面積は約5分の1になります。
ただし、針先が細すぎると使えない薬液もありますので、使い分けて使用しています。
また、関節注射には先が鋭い針を、神経ブロックには先が鈍い針を使うようにしています。
(径0.26mmまで試してみましたが、これは細すぎてコシがよわく、使いにくいという結論に達しました。)