高岡市・氷見市・砺波市で 肩こり・腰痛・膝痛・痛風でお悩みの方も、富山県射水市(高岡市隣接) ひのき整形外科へ

ブログ

2015年10月14日

注射に対するこだわり

超音波ガイド下注射をしています。体内と針先を両方、超音波で見ながら注射しています。

注射が痛くないように

細い針を使っています。通常は径0.6mmの針を使う事が多いようですが、当院ではなるべく径0.4mmを使っています。径0.3mmまで用意しています。針が細い方が、痛みが少ない印象をもっています。

細い注射器(シリンジ)を使っています。なるべく容積1mlの注射器を使うようにしています。注射器が細い方が、パスカルの原理で注射時の圧力が低くなり、注射が痛くない印象を持っています。かつ、デッドスペースの少ない「ローデッドタイプ」の注射器を使っています。(以下の色違いを使っています。)

https://www.nipro.co.jp/ja/medicalstaff/new_products/201407_syringe/document/140714.pdf

④皮膚表面の麻酔剤である、ペンレステープを用意しています。希望の方にはこれを貼ってから注射しています。貼ってから効くまでに1時間以上かかるのが玉にきずです。

より安全に注射するために

注射は全て医師(檜木)がつめています。WHOの基準に従って両手を消毒し、厳重な清潔操作の元、針を注射器につけています。

⑥薬液はできるだけディスポーザブル品を使っています。患者さんに注射するまでの手数を減らし、感染のリスクを減らすためです。注射の9割以上がディスポ品です。

注射を作り置きしない。パッケージから出して、即注射するようにしています。感染のリスクを減らすためです。注射の用意をしているときは、檜木はしゃべれませんのでご理解ください。

2015年10月13日

注射は無理強いしません

当院は整形外科の外来クリニック、痛みのある患者さんが来院されます。

当院は痛みの少ない注射を目指して診療していますが、注射はあくまでもおすすめする立場です。無理強いはしません

まずは消炎鎮痛剤や湿布などの薬物療法からはじめます。

それでも痛みが取れない方に注射をおすすめしています。

ご安心ください。

2015年10月13日

足の踵の痛みには…

足の踵、しかもアキレス腱の付着部が痛い場合、踵骨後部滑液包炎である可能性があります。

足先を上に向けるようにすると痛みが強くなります。(足関節背屈)

当院では、超音波診断装置(エコー)で診断して、超音波ガイド下注射で治療しています

もっとも超音波ガイド下注射が威力を発揮する疾患の一つです。

H26のある日、はじめて踵骨後部滑液包炎を診断治療し、その夜に英語の論文を読んで、これが日本ではあまり知られていない疾患であることを知りました。

その後、7例を経験し、学会で発表しました。7例全例で痛みは著明に軽減しています。

踵の痛みがある方は、是非診せてください。

2015年10月12日

針に対する考え(細い針を使っています)

径が細い針をつかうことで、注射時の痛みが少なくなると考えています。

普通は径0.6-0.7mmを使うことが多いようです。

当院では径0.4-0.5mmを頻用しています。

径0.3mmまで用意しています。表面積は径の2乗に比例しますから、0.7mmと比べると面積は約5分の1になります。

ただし、針先が細すぎると使えない薬液もありますので、使い分けて使用しています。

また、関節注射には先が鋭い針を、神経ブロックには先が鈍い針を使うようにしています。

(径0.26mmまで試してみましたが、これは細すぎてコシがよわく、使いにくいという結論に達しました。)

 

2015年10月12日

超音波ガイド下注射が威力を発揮する疾患(腱鞘炎編)

バネ指 指の腱と腱鞘の間で炎症が起こると、指の付け根に痛みと腫れが生じ、進行するとバネ現象が生じます。超音波ガイド下注射では、腱鞘と針先を見ながら注射できるので、腱を傷めずに注射できます。当院のデータでは、注射後6か月の時点で66%の人で症状が消失しています。これは、普通に注射するよりも2倍の効果があると考えています。(H26.9月富山の北陸整形外科集談会で発表しました。)

デケルバン腱鞘炎 手首のおやゆび側の腱鞘炎です。長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の腱鞘炎ですが、短母指伸筋腱の炎症が強いことが多く、超音波ガイド下注射では、これを選択的に注射できます。当院の統計では、普通に注射するよりも効果が高く、しかも副作用がほとんどない結果となっています。(H26.11月福井の北陸整形外科集談会で発表しました。)

橈側手根屈筋腱炎 手首のてのひら側の腱鞘炎です。教科書の記載は少ないですが、しばしば見受けられます。この部位の腱鞘は滑膜性腱鞘といってやや柔らかいのですが、超音波ガイド下注射が効きます。近くの動脈をよけて打つことができるので、安全です。(H26.8月金沢の日本リハビリテーション医学会北陸地方会で発表しました。)

其の他、足の伸筋腱炎、肩の上腕二頭筋長頭腱炎にも対応しています。

腱鞘炎のガイド下注射は、CT、イメージでもこなせません。超音波ガイド下注射が最も威力を発揮する場所です。当院では3年前から頻用しています。

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ひのき整形外科 診療案内【整形外科】

ひのき整形外科 診療案内

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